自己紹介

神奈川県川崎市に住んでいます。1964年生まれ、そして二人の子どものお父さんです。

なぜ『私の趣味は合理的』なのかと言いますと、そもそもの性格として面倒なことが大嫌い。そして同じ事の繰り返しが大の苦手。

テレビゲームのマリオなどもすぐに死んでしまい、また最初から同じようなことを繰り返すので無理でした。仕事でも毎日同じような作業って有りますよね。単純な仕事、いわゆるルーチンワークってやつ。

これってどうにか出来ないだろうかと、休みの日に考えるわけです。それがもう趣味なんです。考えて創意工夫すること。そしてそれを形にすることが好きなんです。

こどものころから何か物を作ったり、なおしたり、分解したりが大好きでしたね。自分でできることは何でも自分でやってみる。人にできるたいていのことは自分にもできるんじゃないかと思うんです。

ですから、世の中にある便利なツールも大好きで、工具も色々持ってます。そしてその便利なツールの一つにプログラミング言語があるんです。土日のお休みに趣味で、『こんなプログラム出来たら、仕事が楽になって便利でみんな喜ぶだろうなぁっ』て考えたら楽しいんですよ。半分は自分の趣味なんだけど、仕事に役立つ。趣味と実益を兼ねている。

実に、合理的でしょ。

仕事は会社員で、図研のボードデザイナーで、プリント基板のアートワーク設計をしています。アートワーク設計に関わる作業は、複雑で手順が多い。またCAD自身は高度に進化した反面、設定が複雑、基板ごとのパラメータや、図面を出力するだけでも一苦労です。こういった複雑で面倒な作業というものは、設計ミスを誘発させてしまう原因になります。しかし、これらをできる限り少ない手順で行えるように、Visual Basic でプログラミングを行い、合理化を勧めています。これはパナソニックの技術管理部門でプリント基板の品質を保つ仕事をしていたときに学んだことが基礎となっています。

プログラミングについては、ほぼ独学で、書籍やインターネットで調べながらスキルアップを行ってきました。こんな時代なので、いつ仕事がなくなるかわからない。そのため、普段から時間を見ては、本業以外のプログラミングの勉強などをしていました。

私の座右の銘は、パナソニック創業者の松下幸之助さんの「一日休養、一日教養」です。一週間に2日お休みがあるのだから、自分のために、一日は体を休めて、一日は勉強にあてようよ。という考え方です。もちろん、毎週そうしていると言うわけではありませんがね。

人間は死ぬまで、学び、人の役に立つようにと思っています。

かの アルバート・アインシュタインがある子どもに、人間は何のために生きているのかと問われたとき、『他の人の役に立つため』と言ったと言われています。

私のプログラミング技術は、とてもプロとは言えないまでも、自分の仕事周りは、かなりの部分で自作ソフトウェアによる合理化がなされています。会社でもこんなソフトはできないだろうかと、相談も受けるようになりました。

現在は、ChatGPT なども利用しているのでプログラミングの効率が格段にアップした上、最先端のプログラミング技術もAIが簡単に教授してくれます。

これまでの書籍やネットでは、沢山の情報がありましたが、私にとって既にわかっていることや、逆にレベルが高すぎて読んでも内容を理解できないようなことがたくさんありました。技術書は高価なので、このようなことは、書籍を選ぶときの一番の問題点でした。

最近のAIに聞いたことでのヒットは、マルチスレッド・プログラミングです。これは、かなり以前から気になっていたのですが、本格的なプロのプログラマーの仕事という認識でしたし、書籍でそれについて書いている本を、私は見たことがありませんでした。これを、AIに訪ねたところ、ほんの20行程度のプログラム例をあげてくれたおかげで、理解でき。これまでは処理に30分程度かかっていたプログラム処理が、ほんの10分で終わるという極めて効率的なプログラムが完成しました。

そんな具合で、プログラミングができるということは、できないより遥かに合理的で、何より仕事が楽になるのです。楽になった上にミスがない。そして早く仕事が終わる。こんないい事ずくめなことはないでしょう。

世の中にはプログラムを作ることができないひとが沢山いることは事実でしょう。しかし、それらの多くの人は、プログラミングについて知ろうとしていないことが殆どで、知ることで自分の仕事をいかに正確で素早く完了させられるかということを知ったらおそらく驚くことでしょう。

確かに、やってみようと思ったが挫折したという人も多いことでしょう。私もそれは経験から良く理解できます。振り返ってみればほんの些細なことが理解できないために先に進めないで停滞してしまうことが何度もありました。ちょっと教えてくれる人が側にいたら、なんて事のない内容なんです。でも、今はAIがいますね。何でも聞いてみたらいいんです。きっとわかるまで教えてくれますから。

プログラミングは、理系の人のやることと思っている人はいませんか。それは、全くの大間違い。むしろ文系の人のほうが向いているという部分が多いのです。理数系で微分・積分などがわからないとプログラムは作れないと大きな勘違いをしている人が多いのでしょう。

プログラムをつくるということは、実は難しい計算をするということより、むしろ物事を論理的に組み立てることができる人間の方が向いているのだと思います。

今、小学校で行われているプログラミンがどんなものかはしりませんが、大人が使うようなプログラミング言語を使ってプログラムを組むのではなく、物事を論理的に考えるということを学ぶための授業であるというようなことを聞いたことがあります。

確かに、これは最も重要なことであると思います。論理的思考を育てる。