VSYS ピン(39ピン)の電源入力とUSBの接続では同時に接続した場合問題ないですか。また、どちらが優先されますか。

結論から言うと:

  • 39番ピン (VSYS)USB (VBUS, ピン40) は、ボード上で自動的に切り替えられる回路が入っているため、同時接続しても大丈夫 です。
  • 優先順位はこうなります:
    • USB (VBUS) が挿さっていれば、そちらが優先されます。
    • USB が外れると、自動で VSYS 側(電池や外部電源)に切り替わります。

📌 この切り替えには「シュottkyダイオードとMOSFETによる電源選択回路」が使われていて、
電圧の高い方に自動で切り替わる仕組みになっています。

注意点

  • VSYS に 5V を入れるのはOK(USBの5Vと同等に扱われる)が、
    USB と VSYS の電圧差が大きいと、わずかに電流が流れることがあります。
  • Li-ion電池(3.7~4.2V)を VSYS に繋いで USB も挿すと、
    基本的に USB 側が優先され、電池は消費されません。
    (ただし Pico W 自体には充電回路はないので、電池は充電されません⚠️)

👉 つまり、電池(VSYS)とUSBを同時に繋いでも安全で、
USBが挿さっている間はUSBから給電され、外すと自動的に電池に切り替わる仕組みです。

まさに Pico W の電源設計が想定している使い方です。

整理すると:

  • 普段は USB 給電(開発や常用時)
    → 自動的に VBUS(5V) が優先されます。
  • USB を抜いたときは電池(VSYS)から給電
    → 停電時や持ち歩き時にそのまま動作を継続できます。
  • 注意点
    • Pico W 自体には 充電回路はありません
      → Li-ion や LiPo バッテリーを使う場合は、別途充電基板(TP4056など)が必要です。
    • 乾電池を使うなら、VSYS に直結でOK(2本直列で 3V 程度、3本でも 4.5V 程度)。
    • USB と電池を同時につないでもショートすることはなく、安全に切り替わります。

👉 これなら「普段は USB で使い、停電時や移動中は自動で電池に切り替え」というバックアップ電源の構成が実現できます。

もし「乾電池駆動と USB 給電の両立」を考えているのであれば、

  • 単三乾電池 2本 or 3本 → VSYS
  • USB ケーブル → VBUS

で配線すればそのまま使えます。